一味が欲しい

「一味」とは「一味唐辛子」のこと。キッチンには一応あるのだけど、

 どうひいき目に見ても「消費」期限切れ。つまり「賞味」ではなく、使ったらヤバイやつ。7年か8年か、、、あまり記憶にない。かみさんも料理には使ってないはず。だって固まってるし。

でも僕は薬味が結構猛烈に超好き。

 一味、わさび、胡椒、からし、マスタード、、、

でも我が家にあるのは自分で買った胡椒だけ。何とわびしく切ない食生活であろうか。

 買えばいいじゃん

全くその通り。僕の知識に誤りがなければ、一味購入にかかる費用は、たぶん僕のサイフの中にあるお金で事足りるはず。

 169011円入ってた。たぶんギリ買える。

でもなぜ買わないか。それには凄く深く厳しい理由があるのだ。

 忘れちゃう

スーパーに行くことがないわけじゃない。ちなみにスーパーまでの距離も相当遠い。

 自店から徒歩30秒くらい掛かってしまう。

だって隣だから。

ではそのスーパーに一味唐辛子が置いてないかというと、、、

 置いてある。だってこないだ行った時確認したから。

・・・なんで買わねぇんだよ!

ごもっともである。ごもっともすぎて「ごも杉晋作」って感じだ。

・・・失敬。

買わなかったのは、、、

 まぁいいかと思ってしまったから。

ちっとも良くないのである。僕は日々一味が食べたくてしょうがない人だし、かみさんがうどんを作ってくれても、そこに一味を入れられない現実に直面して、しばらく放心状態になってしまうほどなのだ。なのになぜ?

 僕にも本当のところはよくわからない。

ただひとつ言えるのは、

 一味は和がらしやわさびと違って、常温で(常識の範囲内であれば)保存も出来るし、値段もそれほど高くもなく、黒胡椒のように使用する際にミルで引いたりする手間すらない「お手軽で安易な香辛料」であると言うこと。

 そのお手軽さが、逆に僕を油断させるのだ。

一味には緊張感がない。なさ過ぎる。一味のせいなのだ。僕が悪いわけじゃない。てかそもそも、

 「ホントにクリス一味好きなわけ?」

・・・好きだと思う。好きじゃないかな?。たぶん好きであって欲しいと願ったり叶ったり、、、

ちなみに一味とわさびと胡椒と和がらし、生姜について、もう少しだけ掘り下げることにする。理由は、「したいから」。

◎一味

主にうどんやそばに使う。あと牛丼や親子丼などにも使う。量的には、丼一杯に対して小さじ半分くらいの量かな。あると無いとだと「美味しさ」「テンション」が200%くらい変わる。

ちなみに僕は、山椒は好きではない。なので一味は好きだけど七味は「がまんして使う」程度。使うけど。

一味に点数を付けるとしたら、100点満点で90点くらい好き。

◎わさび

お寿司系、生魚系に使うけど、実はざるそばや牛肉にも使いたい。まぁシーズンオフだけど>ざるそば。もっとも我が家ではお寿司や生魚はあまり食卓に並ばないので、実は需要はそれほどでもない。あればテンションが上がる、、と言うより、わさびなしで寿司を食う想像が出来ないほど必需。

 特にいなり寿司を食べる時には絶対欲しい。つか「わさびなしでいなり寿司を食うのは違法」だったと思うので、普通付けるけどね。

わさびに点数を付けるとしたら、79点くらい。必需ではあるけど、好き度で言えば一歩劣る。

◎胡椒

自分でギャバンの袋入りやミルを買うくらいなので、好きなのは間違いないし、掛けようと思えば思う存分掛けられる「我が家で唯一の香辛料」と言っても過言じゃない。だからこそ、そのありがたみも薄くはなってしまうのだけど、

 ぶっちゃけ大抵のモノは掛けることで美味しくなる。

特に「鰹節や昆布出汁」の汁物と相性が抜群で、もし胡椒を入れることで美味しくなるものを3つ挙げろ、と言われたら、

・お茶漬け
・カルボナーラ
・ラーメン

この「順」で全世界に向け推奨したいほどだ。ただ、いつでもあると思うと好きな気持ちも失速。会えない時間が愛を育むわけで、好き度は85点。無いと物足りないし、変化の度合いも大きいけど、

 たまに妙に大きな粒が歯にひっかかったりするので、その点は少し減点だ。

◎和がらし

ぶっちゃけシューマイを食べる時くらいしか需要がないと思われるし、シューマイを食べる時は一応かみさんも小さいパックを出してはくれるので、現在の生活に支障はない。でも、ホントはおでんにガッツリ付けて食べたかったりもする。

 我が家ではなかなかおでんが出ないのだけど。

まぁ無くても生きていけるけど、あればさらに、というところか。好き度は60点。

◎生姜

生姜とわさびはSBのチューブタイプで必要十分ではあるのだけど、それが我が家には無い。と言うか、生姜って「生」なんだよね?

 いつまで使えるか未知数。

「賞味」期限を越えるのは平気だけど、「消費」期限はどの程度なのか、、。季節外れではあるけど、そうめんに生姜がないと切なくなるし、「豚肉の生姜焼き」では、「相当入れすぎだろ」と言うくらい入れて欲しい。普通の人がちょうど良いと思う量の5倍くらい入れて欲しいのに、我が家ではたぶん普通の人が満足する量の3分の1、つまり僕の希望の15分の1くらいしか使われてない気がする。

 どのくらい好きかと言えば、お袋がこないだ旅行のお土産で、

 「栗タルト」と「おかず生姜」を買ってきてくれた際、迷わず後者に手が伸びるくらい好き。好き度は89点。ごはんのおかずが生姜でも食べられるレベル。嗚呼生姜よ永遠に!

・・・

他にも、タバスコとか食べるラー油とかもホントは凄くキープしていて欲しいのだけど、そんなものは幻想だ。夢だ。幻だ。幻=幻想だから繰り返し言ってるだけだ。

てか、つまりはもっと食えばいいんだよな。ガンガン消費すれば、期限内に使い尽くして「安定の薬味ライフ」を送り続けることが出来るわけだけど、

 意外とそこまで大量には使わないのだよな。

・・・そんなに好きじゃないじゃん、、、

 いや、そんなことは、、、ないはずなんですけど、、、

てかその状況でハリッサ、ケイジャンシーズニング、オールスパイスが欲しいとかどの口が言ってんだよって話だよな。てか一味くらい買えよオレ。コンビニだって売ってんだろ?今すぐ買いに行け!

・・・行かないわけだが!

かみさんからのクリスマスプレゼント、香辛料・薬味詰め合わせが欲しいです。

PS.さっきスーパーに行ったのに、やっぱり忘れた。もはや僕は、「一生一味を買う事が出来ない体」になってしまったのかも知れない・・・無念、、、

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